泣けた。「SONGSスペシャル 井上陽水×玉置浩二 」音楽って、優しい。 [音楽]

 昨夜、放送リアルタイムで見て、一緒に見てた息子と感想を話していたら、突然、涙が突然止まらなくなって。号泣まず一回目。ソファで居眠りしていて見損ねた妻が、深夜むくっと起きてきたので、もう一回一緒に観て、これも観終わって、妻に感想を言おうとした瞬間に涙で何も話せなくなり、五分間くらい泣き続けてから、(号泣二回目)やっと感想戦に。このあたりでもう瞼が腫れて目が開かなくなったのだが、もう一回、深夜に一人で見て再びぼろ泣き。(号泣三回目)。そして、さっき起きて、ひとりでもう一回見たら、二人のインタビューのところからもう涙が止まらなくなって号泣四回目。
 番組の構成も、とても上手で、最後の二人の共演に向かっていく、それぞれの楽曲と、間に挟まるインタビューや過去映像が、期待(と不安も)を盛り上げてくれる。
 そして。今の陽水さんの歌い方、声量、譜割りの変化、ロングトーンの長さ(やはりちよっと衰えは見える)、そういう変化に全身で集中しながら、美しいハーモニーを、音楽を作っていく玉置さんの歌うその姿を見ると、って書いているだけでまた涙が出てきた。そして、玉置さんが自分を引き立ててくれる歌い方をしてくれていることを十分わかっていて、信頼しているからこそ、自由に楽しく歌う陽水さん。曲の後半になるにつれ、音楽の楽しさ美しさの中で遊ぶ子供のようになっていく陽水さんの表情とその歌声。その陽水さんを何度も目で耳で確認しながら、声を合わせ、笑顔になっていく玉置さん。制作者に音楽そのものの美への深い理解、愛と、陽水さん玉置さんへの深い愛が感じられて、本当に感謝。音楽って、どれだけ美しくて、やさしいか。ものすごく期待していて、その期待をはるかに超える内容に、本当に感謝。
 私は、10歳のときに陽水さんの歌に出会ってギターを弾きはじめ、50歳で頚椎の大手術をした後の心の大きな支えのひとつは、玉置さんの歌に、その年齢になって改めて気づき出会えたことでした。息子も妻も、この番組の美しさ、音楽自体の美しさと、陽水さん玉置さんの二人の間の細やかな心の動きを、私と同じように感じていたことにも、深い幸せを感じました。号泣一回目は19歳の息子が、そういうことを分かる子供として育っていることへの嬉しさが涙の原因だったかも。

SONGS | SONGSスペシャル 井上陽水×玉置浩二
初回放送 総合 2017年11月10日(金)
WWW6.NHK.OR.JP
http://www6.nhk.or.jp/songs/prog.html?fid=171110
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